2012年2月5日日曜日

冬カフェvlo.2

冬カフェvol.2一日目が終了しました。 
寒い中、冷たい土間の画廊へ大勢集まっていただき、ありがとうございました。


今日のメインイベントは、守田敏也さんによるお話し
全部で14基。どうする?若狭の原発で事故が起こったら!』

守田さんのお話は福島の渡利地区へ行かれたお話から。
法律で決められている「放射線管理区域」。
そこは放射線を扱う為に特別管理された 場所のことです。
今回の事故以前は未成年は立入禁止、生活にかかわる眠ること、食事をすることなども禁止。トイレも作ってはいけない。
それほど危険な場所だということです。
しかし今福島では「放射線管理区域」よりも高い 放射線量の中で、子どもも大人も生活しているのです。
そんな福島の現状についてお話しして頂きました。

京大原子炉実験所の瀬尾健さん(故人)がシュミレーションされた若狭の原発事故での被害の想定を引用しながら

福島の事故から考える情報の見方や、避難の準備、 避難にあたって、など話していただきました。

しかし、見えない/感じない放射能の拡散をどう判断するかは個人ではとても難しい問題です。
過去の例から政府や電力会社からの情報は事故を過小評価 したものの可能性が強いと見るのが懸命なようです。
より深刻な事態が起こっていると捉え、周囲数キロに避難勧告が出た時は、100キロ圏内にいても危険と判断し直ちに避難すること。
京都市も一番近い原発からわずか60キロです。
日頃からの心の準備も大切!

お話しの後には質疑応答もあり、聞きに来たお客さんからも積極的に意見が飛び交いました。
守田さん、貴重なお話しありがとうございました。




明日も日下部さんカフェは13:00〜18:00まで開店してます。
是非お越しください。

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