SAKAIMACHI GALLERY-blog: 5月 2012

2012年5月29日火曜日

楽町楽家

住まいとしての町家の良さを知ってもらう催し「楽町楽家」がはじまりました。

楽町楽家・堺町画廊の予定は以下の通りです。
楽しい催しがいっぱいなので、ぜひお出かけ下さい。

5月29日(火)〜6月3日(日)
ギャラリーでのオープンハウス
12:00～18:00（終わりの時間は催しとの関係で変わります）
期間中、武藤隆さんの町家スケッチの展示もしています。

5月31日(木)、6月1日(金)、6月2日(土)
町家カフェ
13:00～
町家の住人でもある日下部伸行さんがカフェを出店。

6月1日(金)　
町家から出てきたSPレコードを聴く会
18:00～20:00
いしいしんじさんに選曲、解説をしていただきます。
参加費：1500円　要予約
予約先：sakaimachi-garouw@h8.dion.ne.jp　または　 fax:075-213-3636

6月2日(土)
ガボンの野生ゴリラ体験と動物園での育児体験
16:00～18:00　
お話：長尾充徳さん（京都市動物園）
アフリカ、コンゴでゴリラと人の共存をめざす地元のNGO「ポレポレ基金」主催。
参加費：カンパ制

6月2日(土)
アフリカの魔法の小箱
19:00～21:00
親指ピアノの演奏。
カリンバ：ロビン・ロイド
ムビラ：近藤ヒロミ
参加費：予約：2000円当日：2300円
予約先：sakaimachi-garouw@h8.dion.ne.jp　または　 fax:075-213-3636

6月3日(日)
15:00～18:00
みんなのカフェオープン「福島と京都をつなごう！」
みんなのカフェは、京都への移住、疎開、避難をしてきた私たちがそれぞれの思いを発信していく場として、堺町画廊さんで不定期に開くカフェです。第2回目の今回は、福島の子どものたちの保養・受入れ活動を全国で精力的にされている吉野裕之さんをお招きし、福島の今についてお話していただきます。
そのあとでこの夏のイベント、福島から避難してきた子どもたちの家族と友達を福島から招待する「こどもたちの夢の夏プロジェクト」についてご紹介する予定です。
おいしい飲み物やお菓子を用意してみなさんのお越しをお待ちしております。　
予定しているプログラム：
15:00～16:00
「福島からのお話」　
お話：吉野裕之氏（子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク）

16:30～17:00
「京都に福島の家族や友達がやってくる！～こどもたちの夢の夏プロジェクトを応援しよう～」
こどもたちの夢の夏プロジェクト実行委員会。
参加費：500円　飲み物代は別
主催：避難者と支援者を結ぶ京都ネットワークみんなの手
協力：こどもの夢の夏実行委員会、堺町画廊

2012年5月27日日曜日

お話とアラブ料理

5月26日(土)にはPEACE ONの相沢恭行さんのお話がありました。

イラク戦争前夜、人間の盾となり浄水場を守りに行った話から、イラクのアーティスト達との出会い、イラクの奥深い文化や芸術を日本に紹介して行こうと思ったことなどを話してくださいました。

この日は一日限りのアラブ料理レストラン＆カフェも！

人々が飲み食べ語るイラクのギャラリーを再現

羊のマクルーバとサラダ

エルサレムカフェの料理人、藤井康虎さん。

ウードライブ

5月22日(火)、常味裕司さんによるウード（アラブの楽器でギターや琵琶のルーツ）の演奏会がありました。

イラクの絵画に囲まれて、イラクの曲が流れます。

前半はアラブの古典曲、後半は現代曲。

そして間の休憩時間には

エルサレムカフェ藤井さんが作ってくれたケバブサンドがサ－ビスされました。

視覚、聴覚、味覚でイラクを感じる夜となりました。

2012年5月25日金曜日

イラク　不死鳥をたずねて ‐バグダードの現代アート‐

現在開催中の展覧会。

バグダードに不死鳥がいた。
戦争を仕掛けられ、占領の混沌にさらされながらも、「ギャラリーは岩間に咲く花、毎日起きている死への反論だ」と語る不死鳥が。「アートは人生そのもの、命だ。人を笑わせ、泣かせ、平和な気持ちにする」という彼らの背には、遥かメソポタミヤから続く大地と人々の豊かな歴史の記憶。
アーティストは時代の証言者。表現は命を生む。

爆撃の瓦礫から拾い集めた書物を用いたコラージュ連作「不死鳥の物語」で2008年に来日したカーシム・サブティーをはじめ、ハニ・デラ・アリ（’05年、’06年来日）、シルワン・バラン（’06年来日）の作品を中心に、2012年新作を含むイラクアート展、久々の公開です。

アメリカに破壊された図書館から拾い集めた

書物を使ってコラージュした作品。