2012年5月25日金曜日

イラク 不死鳥をたずねて ‐バグダードの現代アート‐


現在開催中の展覧会。


バグダードに不死鳥がいた。
戦争を仕掛けられ、占領の混沌にさらされながらも、「ギャラリーは岩間に咲く花、毎日起きている死への反論だ」と語る不死鳥が。「アートは人生そのもの、命だ。人を笑わせ、泣かせ、平和な気持ちにする」という彼らの背には、遥かメソポタミヤから続く大地と人々の豊かな歴史の記憶。
アーティストは時代の証言者。表現は命を生む。

爆撃の瓦礫から拾い集めた書物を用いたコラージュ連作「不死鳥の物語」で2008年に来日したカーシム・サブティーをはじめ、ハニ・デラ・アリ(’05年、’06年来日)、シルワン・バラン(’06年来日)の作品を中心に、2012年新作を含むイラクアート展、久々の公開です。



アメリカに破壊された図書館から拾い集めた
書物を使ってコラージュした作品。

















 







5月27日(日)まで開催中です。
ぜひお越し下さい。



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